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FUJIFILM X-E1の天体改造-その3

まとまった時間がとれずに記事が切れ切れですみません。改造X-E1のその後です。
 
露出時間が増えるほどノイズが増える改造X-E1、どの位まで実用可能か、ダークでのノイズだけでは良くわかりません。実際に試せばよいのですがただでさえ十分な撮影時間が取れないので、折角の撮影地では極力本番撮影だけにしたいものです。
そこで自宅庭で結果的にヒストグラムが中央付近になるように絞りを調整しテスト撮影をしました。極力時間節約のために固定撮影です。絞り輪があると言う理由でなつかしのAi NIKKOR 180mmF2.8でプレアデス付近を撮影しました。画像処理はcamera rawでバックグラウンドのホワイトバランスだけとって開き、Photoshop CCでS字のトーンカーブを2回かけて強調してあります。
 
ISO3200での結果です。
 
露出1分

 
 
露出2分

 
露出4分

 
露出6分

 
露出2分で画面の左に被りが出てきますが、4分でかなり目立ちますね。私のいつもの撮影環境では、F2.8で1分半から2分、F4で3~4分の露出になりますので、F2.8なら問題ないけどF4なら画像処理で何とかするとしてもちょっとなぁ、という感じでしょうかね。
 
さて、次にダーク減算すればもう少し何とかなるのではないか、とやってみました。
 
露出6分 ダーク減算(RStacker)

 
あれれ、一番問題だと思っていた左下のノイズがド派手に出てしまいました。再現性がないから減算してはだめなんでしょうか。
ここでhaqdogさんに言われた長時間ノイズ低減をダークにのみ行ってみました。撮影画像は同じでノイズ低減なしです。
 
露出6分 ダーク減算、ダーク取得時に長時間ノイズ低減あり

 
みどりのノイズが綺麗に消えましたね。長時間ノイズ低減というのは単なるダーク引きとは違うようですね。1枚ずつ処理とコンポジットしたダークで処理をしているというのもありますが。
 
どちらにせよ十分な露出をかけるのは厳しいということで、この日は終了。
 
この後撮影時から長時間ノイズ低減を試してみたかったのですが、結局チャンスがなくとりあえずダークでやってみました。
 
露出6分 長時間ノイズ低減なし

 
露出6分 長時間ノイズ低減あり

露出6分 長時間ノイズ低減あり さらにダーク減算

 
と、ここまですると大分ノイズは減りましたね。ですが長時間ノイズ低減をすると露出時間が倍かかると同じです。さらにダークも倍かかってます。ダークは別のとき取得するにしてもですね、どうなんだか。
 
ということで結論は最初っから出ていたようなものでしたが、やはりFUJIFILMのXシリーズ、改造には向いていないということでした。お疲れ様でした。
 
私としてはとりあえず明るい光学系限定、ということで使っていこうと思います。といってもεがあるわけでなし、カメラレンズ限定ですね。本当はフルサイズが無理な望遠鏡で使いたかったのですが、長時間ノイズ低減をするくらいなら6Dで撮影してトリミングした方が良いと思います。
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FUJIFILM X-E1の天体改造-その2

昨日の続きです。
 
画面左の被り様のノイズですが、冷やしたらどうかと思って冷凍庫の中に入れてダークを撮ってみました。
 
ISO3200、3分、camera rawでデフォルト現像、わかりやすいようにレベルをつめています。
 
まずは室温で
 

 
次に家庭用冷蔵庫の冷凍庫内、しばらく置いてからです。
 

 
これは、かえって左側は悪化しているように見えるんですが。
右は綺麗になっていますので冷却されていることは確かだと思います。
通常のノイズは冷却で無くなったために顕在化しただけかもしれませんが、訳がわかりません。
 
また続きます。

FUJIFILM X-E1の天体改造-その1

改造したX-E1を目の前にしてあれこれ考える日々が続いております。いったいどうやって使っていけばよいものかと。
 
もともと直焦点用のAPS-Cボディが欲しかったので、フィルターレス改造をお願いしようとスターショップさんに相談していました。ですが結局フジ機は改造によりノイズが出るので本来は改造不可、特にフィルターレスでは使い物にならないので受け付けられません、という説明でした。
ということでノイズが出ることを納得済みで旧改造でお願いしました。
 
そのノイズですがやはり事前の情報どおりに出ました。
以下の記事は特に断りがない限りISO3200で撮影しています。
 
6分間のダークノイズ、Photoshop CC デフォルトで現像。強調処理はしていません。
 

 
強調なしでこれですから影響なくはないでしょうね。しかも左下の一番明るいスジ状の所はコマごとに微妙に変わり再現性が低いです。
 
これは事前情報どおりのものでした。どうもダークを引けば何とかというものではないようです。
 
露出に比例して強くなり2分以内なら目立たないようなので、とりあえずF2.8、1コマ90秒で写してみました。
 

 
90秒x5枚コンポジット、7分半ですのであまり参考になりませんが。簡単にトーンカーブ、レベル調整のみで、星雲強調処理等は何もしていません。レンズは1諭吉でおつりがくる中古レンズです。ダーク、フラット処理はRStackerでしています。
 
2分以内露出の多数コンポジットなら使い物にはなりそうです。となると明るいカメラレンズなら何とか、とはなりますね。
 
けれど2分以内とは…何とかならんのか…あすにつづく
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Author:studio-K
十勝平野の撮影小屋(studio-K)
から星を撮影しています。

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