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来シーズンは

いつのまにか4月も2日になってしまっていまして、恒例としているはずの年度まとめと予定です。

昨年度はついに子供の頃からの夢であった観測所を実現しました。一冬越してみた感想としては大満足です。場所の選定が一大関門でもう数年来探していたのですが、昨年春に決まってからは概ね順調に事が進みました。
建設に当たってはブログでお世話になっているnam_worldさんはじめ帯広の岡田建設の皆さんに全面的にお世話になりました。また計画の実行に当って家族の理解が必要であったことは言うまでもありません。
この場を借りて皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、観測所の立地、スライディングルーフの使い勝手に関しては大満足なのですが、撮影結果に関してはまだまだといったところです。

まずガイドの成功率が今一つです。いい時があるかと思うとまたうまくいかなくなり一定しません。シンチレーション、対象の高度、鏡筒の撓み等の複数の要因があると思います。一つにはオフアキにしたら改善するのでしょうが、できれば省エネで今のMgenで何とかしたいですね。BabyQの450mmでは殆ど修正信号が入らずにほぼ100%問題なく点に写るので、長すぎる鏡筒を赤道儀がコントロールしきれない印象があります。

それとやはりF5が少し暗いですね。暗すぎるということはもちろんないのですがガイドの成功率が低いこともあり1日では十分な枚数が撮れずに終わってしまいます。
ためしに1月に2日間撮影したカタツムリ星雲をガイドエラーの分もぴんたんさんのPITを使って無理やり修正して処理してみました。



IC2169 カタツムリ星雲付近
 撮影日:2017年1月24,25日
 ONTC8010 (Teleskop Service社製20cmF5ニュートン式反射)
 コマコレクター MPCCⅢ
 赤道儀:EM-200 Temma PC Jr. 
               KOWA LM75JC M-GENによるオートガイド
 カメラ:EOS6D SEO-SP4 +HEUIB-Ⅱフィルター
     ISO3200、露出時間240sec.x75枚 60sec.x5枚 15sec.x5枚 4sec.x5枚
     (総露出時間5時間6分35秒)
     RAP2、Photoshop CC、PITにてフラット、現像その他画像処理、ダーク処理な
     し     
 撮影地:(仮称)南とかち天文村スタジオK

淡いところを出すにはこのくらいの時間は欲しいように思いました。もともとMPCCⅢだとF4は厳しいようだということでF5にしたのですが欲を言うとF4だとすごく楽でしょうね。

それと以前から述べていますが、MPCCⅢは周辺まで光量もあるし星も割と丸いのですが、全体にぽってりしてる感があります。アダプターの関係上バックフォーカスが調整しにくいのでまだ改善の余地が有るかもしれませんが処理するごとに不満が募ります。先日BabyQで久々に撮影して一段とその思いが強くなりました。また歪みも多いのか写野のずれが多いものをコンポジットするとうまく重ならなくて苦労します。これもBabyQではなかったことです。Wynneコレクターを使いたいところですがそのためには接眼筒ごと替える必要があり今の鏡筒本体と同じくらいの費用が掛かります。

画像処理については星の色を出すために短時間露出のものをHDR合成して、同時に星も小さくなるし、というような処理を試行錯誤してやっていました。なかなかいつでも同じ条件でうまく行くとは限らず苦労しています。が、これについてはぴんたんさんのFlatAidProが全てを解決してくれそうですね。早速今日ライセンス登録しました。すごく期待しています。

そこで今年度ですが、元々が移動用を考えて揃えてきた機材ですのでせっかく観測所据付となったので更新したいですね。まず赤道儀ですが、今現在EM200より上のクラスでCPを考えるともうEQ8一択ではないでしょうか。実績も出てきているので品薄のようですね。
そうなると載せる鏡筒にも重量的には余裕が出ます。予算には余裕がなくなりますのでその辺の相談にはなりますが、主には散光星雲を撮りたいのでF4クラスは欲しいところです。CCA250という素晴らしく明るい例外はありますが、F4ニュートン+コマコレでF3.8でしょうね。これまたASAにF3.6のニュートン式アストロカメラがありますが、お値段も素晴らしい過ぎるのでまたTSのお世話になりそうです。今度はコマコレ、接眼筒には十分なものを使いたいと思います。コマコレだけならASAにすることも可能ですね。あとは25cmか30cmか迷うところです。30cmにはあこがれますが、筒は少しでも短い方が良い気がするので25cmが無難ではあるでしょうね。

以上できれば次の冬のシーズンインまでには体制を整えたいです。


春待つスタジオK 1月26日

最後に晴天祈願として今年の「しぼりたて純米吟醸十勝晴れ


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南とかち天文村構想

今日から4月ですね。そこで、今年度の計画を整理してみました。

実は(仮称)南とかち天文村、としていたのにはわけがあります。

土地が全部で600坪とえっちゃんさんと二人で使うにしても広すぎます。そこで多くの方に撮影して頂くスペースを提供したいと思います。

それにはまず電気です。電線を引くのは費用の点で大変そうですが、太陽光発電で解決しそうです。
次にトイレの問題です。バイオトイレというのがあります。どのくらいの人数に対応できるものなのか試験的に導入して使ってみようと思います。
はじめは各々自分の機材を持ち込んで撮影していただくという形式で始めようと思います。オートキャンプ場のフリースペースのようなものですね。

また希望する方には観測所建設用地の提供や、レンタル用ドーム、望遠鏡設置なども考えています。暖かいログハウス内から遠隔操作可能にします。
帯広空港から車でわずか5分くらいですので、羽田からしか直行便がないのがちょっと残念ですが関東からなら最短1泊の撮影旅行も可能ですね。
ゆくゆくは目玉となるような望遠鏡を備えたドームを建設します。
リモート天文台も設置します。その辺はえっちゃんさんにお願いしました。いや、何もお話していませんね。すみませんでした。

…4月1日ということで、妄想は広がりますね。

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studio-K

Author:studio-K
十勝平野の撮影小屋(studio-K)
から星を撮影しています。

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